ザ・ベスト 日本の民謡~東日本編

民謡 ザ・ベスト 日本の民謡~東日本編歌詞
1.江差追分

作詞:北海道民謡
作曲:北海道民謡

波は磯辺に 寄せては返す ヤンサノエ
沖はしけだよ 船頭さん
今宵一夜で 話がつきぬネ
明日の出船を のばしゃんせ

泣いたとて どうせ行く人
やらねばならぬ
せめて波風 おだやかに

泣くなといわれりゃ なおせきあげてネ
泣かずにおらりょか 浜千鳥


2.ソーラン節(北海道)

作詞:北海道民謡
作曲:北海道民謡

ヤーレンソーラン ソーラン ソーラン
ソーラン ソーラン ハイハイ
鰊来たかと かもめに問えば
私しゃ立つ鳥波に聞け チョイ
ヤサエーエンヤンサノドッコイショ
ハードッコイショ ドッコイショ


沖で鴎の鳴く声聞けば
船乗り稼業はやめられぬ
今宵一夜はどんすの枕
あすは出船の波枕
波の瀬のせでどんと打つ波は
可愛い船頭衆の度胸だめし
男度胸なら五尺の身体
どんと乗出せ浪の上


3.津軽じょんがら節(青森)

作詞:青森県民謡
作曲:青森県民謡

ハアー ここにおいでの 皆様方よ
サーサ これから じょんがら節を
歌いまするは お聞きとなされ

ハアー 岩木お山を こずえに眺め
続くりんごの 緑の中は
右も左も じょんがら節よ

ハアー 恋しなつかし わが家を離れ
逢ったよろこび 別れるつらさ
ほんに浮世は ままにはならぬ


4.津軽あいや節(青森)

作詞:青森県民謡
作曲:青森県民謡

アイーヤ アナー
アイヤ 咲いた牡丹の
あのあで姿
咲けば万花の
それもよいや 一となる

アイーヤ アナー
アイヤ 咲いて一なる
牡丹でさえも
冬は菰着て
それもよいや 寒しのぐ


5.南部牛追い唄(岩手)


6.大漁唄い込み(宮城)

作詞:宮城県民謡
作曲:宮城県民謡

松島のサーヨー 瑞巌寺ほどの
(ア コリャコリャ)
寺もないトエー
(アレワエーエ エト ソーリャ ア コリャコリャ 大漁だエー)

前は海サーヨー うしろは山で
(ア コリャコリャ)
小松原トエー
(アレワエーエ エト ソーリャ ア コリャコリャ 大漁だエー)

石巻サーヨー その名も高い
(ア コリャコリャ)
日和山トエー
(アレワエーエ エト ソーリャ ア コリャコリャ 大漁だエー)

(ハア ヨーイヨーイ ヨーイトナ)

ハアー 押せや押せ押せ (コラサッサ)
コラ二挺櫓で押せや
押せば港が (ハア ヨーイトナ)
アレサ近くなる (ハア ヨーイヨーイ ヨーイトナ)
ハアー 三十五反の (コラサッサ)

コラ帆を巻きあげて 行くよ仙台
(ハア ヨーイトナ)
アレサ石巻
(ハア ヨーイヨーイ ヨーイトナ)

ハアー 南風吹かせて (コラサッサ)
コラ船下らせて もとの千石
(ハア ヨーイトナ)
アレサ積ませたい
(ハア ヨーイヨーイ ヨーイトナ)


7.さんさ時雨(宮城)

作詞:宮城県民謡
作曲:宮城県民謡

さんさ時雨 萱野の雨か
音もせで来て濡れかかる シヨウガイナ

雉子のめん鳥 小松の下で
夫を呼ぶ声 千代千代と


8.秋田おばこ(秋田)

作詞:秋田県民謡
作曲:秋田県民謡

おばこナ 何ぼになる
此の年暮せば 十と七つ

十七ナ おばこなど
何しに花コなど 咲かねとや

咲けばナ 実もやなる
咲かねば日陰 コの色紅葉

おばこナ 何処さ行く
後ろの小沢コさ ほんなコ折りに


9.花笠音頭(山形)

作詞:山形県民謡
作曲:山形県民謡

目出度 目出度の 若松さまよ
枝もチョイチョイ栄えて
葉もしげる
ハァ ヤッショ マカショ
シャン シャン シャン
花の山形 紅葉の天童
雪を眺むる 尾花沢
雪の舟形情に厚い
呼べば とけそなやさすがた
娘盛りを なじょして暮らす
雪に うもれて針仕事
長い長持 唄いかけながら
可愛い おばこが嫁にくる
おばこなぼになる 十三七つ
百合の 花ムコに似てめごい


10.最上川船唄(山形)

作詞:渡辺国俊
作曲:渡辺国俊

ヨーイサノマカーショ エーンヤコラマーカセ

エーンヤァエーエヤァエーエ エーンヤァエード
ヨーイサノマカーショ エーンヤコラマーカセ
酒田行くから 達者でろちゃ
ヨイトコラサノセー
はやり風邪など ひかねよに

エーンヤァエーエヤァエーエ エーンヤァエード
ヨーイサノマカショ エーンヤコラマーカセ
股大根(まつかんだいこん)の塩汁煮(しょつしるに)
塩がしょぱくて 食らわんねちゃ

エーンヤァエーエ エーンヤァエード
ヨーイサノマカーショ エーンヤコラマーカセ
山背風(やまぜかぜ)だよ あきらめしゃんせ
ヨイトコラセノセー
おれをうらむな 風うらめ

エーンヤァエーエヤァエーエ エーンヤァエード
ヨーイサノマカショ エーンヤコラマーカセ
あの娘のためだ
なんぼ取っても タランコタンだ

エーンヤァエーエヤァエーエ エーンヤァエード
ヨーイサノマカショ エーンヤコラマーカセ…


11.会津磐梯山(福島)

作詞:福島県民謡
作曲:福島県民謡

エイヤー 会津磐梯山は 宝の山よ
笹に黄金が エーマタ なりさがる

おはら庄助さん 何で身上つぶした
朝寝 朝酒 朝湯が大好きで
それで身上 つぶした
ハァ モットモダ モットモダ

エイヤー 東山から 日にちの便り
行かざなるまいエーマタ 顔見せに

エイヤー 会津盆地の みどりの夏よ
風もほがらにエーマタ 鶴ヶ城

エイヤー 北は磐梯 南は湖水
中に浮き立つエーマタ 翁島


12.磯節(茨城)


13.八木節(群馬)

作詞:群馬県民謡
作曲:群馬県民謡

アー国は 上州 (じょうしゅう)あの佐波郡
音にきこえし国定村(くにさだむら)よ
親は忠兵衛(ちゅうべえ)という百姓(ひゃくしょう)で
二番息子に忠治というて
幼な時から 剣術(けんじゅつ) 柔術
人にすぐれし 武芸が好きよ
二十五歳の厄年なれば
すべて万事に 注意をすれど
丁度その頃無宿の頭

アーそれと争う そのはじまりは
かすり場につき 三度も四度も
虫をおさめて 我慢もしたが
一の子分の円蔵が聞かぬ
そこで忠治は 小首をかがし
さらばこれから 喧嘩の用意
何し頼むと強者ばかり
手勢すぐって 境の町へ
様子うかがう忍びの人数

アー読めばこの先 まだまだ長い
もっとこの先 読みたいけれど
ちょうど時間と 相成りました
ようこそご辛抱 いただきました
まずは ここらで 段切りまするが
オーイサネー


14.秩父音頭(埼玉)


15.木更津甚句(千葉)

作詞:千葉県民謡
作曲:千葉県民謡

ハアー 木更津照るとも 東京はくもれ
可愛いお方が ヤツリイ モッサイ
ヤレコリャ ドッコイ コリャ コーリャ 日に焼ける
(ハア シタコラ シタコラ シタコリャサー)

東京行く船 日に二度三度
わしも行きたや 顔見せに

船は千来る 万来るなかに
わしの待つ船 まで見えぬ


16.佐渡おけさ(新潟)

作詞:新潟県民謡
作曲:新潟県民謡

ハアー佐渡へ
佐渡へと草木もなびくヨ
佐渡は居よいか 住みよいか

ハアー来いと
云うたとて行かりょか佐渡へヨ
佐渡は四十九里 波の上

ハアー波の
上てもござるならござんせヨ
舟にゃ櫓もある櫂もある

ハアー北は
大佐渡 南は小佐渡ヨ
中は国仲 米どころ

ハアー佐渡の
三崎の四所御所ざくらヨ
枝は越後へ 葉は能登へ


17.木曽節(長野)

作詞:長野県民謡
作曲:長野県民謡

木曽のナー なかのりさん
木曽の御嶽さんは ナンジャラホイ
夏でも寒い ヨイヨイヨイ
袷ョナー なかのりさん
袷ョやりたや ナンジャラホイ
足袋ョを添えて ヨイヨイヨイ

袷ナー なかのりさん
袷ばかりは ナンジャラホイ
やられもせまい ヨイヨイヨイ
襦袢ナー なかのりさん
襦袢仕立てて ナンジャラホイ
足袋ョを添えて ヨイヨイヨイ

心ナー なかのりさん
心細いよ ナンジャラホイ
木曽路の旅は ヨイヨイヨイ
笠にナー なかのりさん
笠に木の葉が ナンジャラホイ
舞いかかる ヨイヨイヨイ


18.ちゃっきり節(静岡)